PUBLIC SENTIMENT / A16 mm SNOWSURF FILM gentem

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PUBLIC SENTIMENT / A16 mm SNOWSURF FILM gentem / 2,100 yen

 

もうかれこれ6-7年前のフィルムになるが、毎シーズンでも飽きずに何回でも観てしまうGentemstick玉井太朗氏とシネマトグラファー山田博行氏の芸術的とも呼べるサーフスノーフィルム「パブリックセンティメント」。当時、スノーボード・フィルムと言えば、メロコアやハードコア・ミュージックをバックに派手なエアやクリフジャンプ、スケート技のオンパレードという映像が多い中、人物のアップや会話が一切出てこず、スポンサード・カンパニーの宣伝、ライダーのパーソナリティ、ド派手な色彩までも出てこない。16㎜にコダワリ、フィーチュアされるライダー達が遭遇する雪山の無の環境とそのシチュエーションにのみフォーカスしているかなり異色なフィルムであった。 

 






 AKIRAのサウンドトラックを担当した芸能山城組のような日本や中国のオリエンタルな部分と西洋をミックスしたようなメローでいて心地良いBPMを保ったミニマルなサウンドに、全編にわたりフィルミングされているノートラックのパウダーライディングが、とてもスノーボード・フィルムとは思えない催眠効果を引き出し、かつ何回も観てしまう麻薬的効果を醸し出している。ジブ、レール、エアー台、ロープウェー、リフトなど人工物は映像には一切出ておらず、太朗氏の見せたい雪山の自然の造形美のみが映しだされている。





20分ほどという時間で長くも短くもなく、こんなに美しくCOOLにスノーボードをとらえているフィルムはないであろう。きっと、あなたのスノーボードのイメージを変えてしまうに違いない。日本の美しい雪というキャンバスにスノーボードという手段で光と影と共に自分を表現していく。そして、終わりのない自然との同化を目指して・・・

 

2003年のフィルムだが、まだ観てない人はぜひとも観てほしい名クラシック。スノーボードをやっている、やっていないに関わらず、ぜひ自然が好きなみんなに観ていただきたい。そして、何回も観ていただき太朗氏のメッセージを感じて欲しい。

 

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