






New Balance / MT110 AK / grey / US7.0-11.0(except for US10.5) / 9,975 yen
お待たせしました!全サイズ再入荷しました!
少々UPデートもされて、ついに待望のNEWカラーが日本国内でも正式発売!ただ、当初、ニューバランス・ジャパンの方でメンズ2カラー、ウィメンズ1カラーの展開を予定していたが、国内でのニューバランス取り扱い店鋪のオーダー数が集まらなかったという事で、残念ながら、日本ではこのAnton Krupickaモデルのカラーのみの入荷となる。昨年からSHMWでもブログにて、Eric Skaggsの青+赤カラーや女子モデルの宣伝を多くしていただけにホンマにすいませんです。よって、昨年よりこのMT110のファンが大増殖しているので当然このカラーに集中しているので、当店&メーカー在庫もどんどん少なくなっており、狙っている方はお早めに。国内のニューバランスの中でもニッチなモデルだけに、元々が日本国内に入荷する数はロードシューズに比べて極端に全然少ないです(笑)
ニューバランスのトレイルランニングアンバサダーAnton Krupicka,Eric Skaggs,Brandy Erholtz,Liza Howardらがテストを繰り返し多くの時間を費やして完成した待望のミニマスシリーズの最新トレイルシューズMT110。MT10が最初に発売され、いくつかのモデルがリリースされているが、実際のところ彼らアンバサダーが個人的なランやレースで頻繁に履いているモデルが近場の練習用にMT10、本気モード時がこのMT110のようだ。特にアントンやエリックはかなりこのMT110がお気に入りのようで、様々なレースやブログの写真で履いている姿を見ることができる。これだけ毎年多くの新しいモデルがリリースされている中、使用回数が多いという事は、かなりシューズの完成度が高いという証でもある。
ニューバランス・ジャパンではこの1カラーのみの取取り扱いで、日本でも限られたお店でしか販売はされない。US本国では、シューズの足型や性能は全く同一でAK(Anton Krupicka),ES(Eric Skaggs),BE(Brandy Erholtz)の3カラーが販売されているが、日本ではこのAK(Anton Krupicka)モデルのグレーにグリーンシューレースがカッコええカラーのリリース。昨年末にリリースされたフィルムUnbreakableで、UTMF参加予定のHal Koernerのペーサーをやっていたのがエリックで、ハルと同じくオレゴン州Ashlandで活躍しているイケメントレイルランナー。コチラ→の地元レースでもバッチリ110をミニマリストに履いている。
このシューズの一番特徴的なポイントが、225gという軽さで高級感のあるシンセティックレザー・アッパーを使用ている点。この硬過ぎず、柔らか過ぎずのアッパーが着地時の足のブレを減少させてくれている。見た目は硬そうではあるが、足を包み込んでくれる絶妙なフィット感が足幅が狭い方から広い方まで幅広く対応してくれる。MT10同様ソールのドロップ差は4mmなので、プロテクション性能はアップしてもナチュラルな走りの感覚は十分堪能オできる。MT10でベアフットランニングやミニマルランニングを練習してきて、走りこんできた方にはもちろん超オススメだが、即戦力になるソールのグリップ力が効くミニマルランニングシューズを一足欲しいという方にもかなりオススメしたい。



基本ベースの足型や作りはMT10のミニマスシリーズ同様であるが、昨シーズンはワイズがDであったのに対して、今回より日本では2Eという幅広の足型の人には嬉しい足型となっている。また、ナチュラルランニングを実践していて指が開くようになって、足幅が広がった人には最適なラグジュアリー・フィットとなる。アーチ部分に柔らかめの衝撃吸収の役目となるソールを使い、前足部分に足指の重心移動が素早く行われるように、ガレ場などの足の突き上げ減少のためやや固めのプレートが内蔵されており、中・長距離に対応できるミニマルランニングシューズ。また、メッシュアッパーむき出しのMT10とは異なり、全体が足の保護と安定感を出すためにシンセティック・レザーを使用しており、通気性向上のためアッパーには無数の通気口の穴も多く開いており、蒸れ感は全くない。ただ、この穴に木の枝かなんかを引っ掛けると裂けることがあるので、その辺は気をつけて自己責任の元お履きください(笑)ただ、穴が開こうが実はこのシューズ、クルピカが好きな裸足スタイルで走れるように、インナーにきちんと靴擦れがおこりにくいようにライナーが張ってあるので、おかまい無しに走れるし、これからの暑い季節はソックスなしで快適にフリー感を味わいながらミニマルランニングができる。クルピカはこのシューズでいくつもの100マイルレースをもちろん実際にコンプリートしている。


MT10はあくまでもランニング時において、重心移動によるスピードコントロールを身につける練習用のシューズとしての位置づけなので、あえてソールに不整地のトレイルで有効なスパイク状の凹凸を付けていない。それに対して、このMT110はダイヤモンド状のブロックを前足部と踵側とに、凹凸の形状をきちんと変え、良く地面をグリップするように配置させている。イノベイトなんかに比べると浅めのブロックパターンではあるが、柔らかい地面から固い地面まで幅広く使用でき、六甲山の典型的花崗岩の相性もグッド!MT10とは比べものにならないほどのグリップ力を持っているので、購入後すぐに即戦力シューズとして使える!
シューズとしては、ワイズは2EでMT10同様前足部分は幅広にできているので、MT10と同じサイズ選びか、細身の足型の人や幅が気になる人はハーフサイズダウンで選ぶと良い。裸足で履けるように設計されており、Superfeetなどのインソールは入れる必要がない、というか入らない(笑)気になる人は、五本指ソックスや薄手の化繊&メリノウールシューズがこのシューズにはベストな選択。

シューレースも特徴的で、紐自体に凹凸が施してあるので、ランニング時の紐の弛みが減少されて、結び加減が終始維持されるのでこれはかなり便利。
見た目ではあまり分からないが、昨年までのモデルは、足型やソールを含めたシューズ全体の設計からそうさせているかもしれないが、履くと足がやや内側に入るような設計だったが、今回からのUPデートヴァージョンは内側に傾入り過ぎないような設計となり、より履き易いシューズとなった。足がガニ股気味の方、内転筋より外側の足の筋肉が強い人、足の運びが外側に逃げ易い人には、チョウケイ靱帯炎になりにくくなりグッドなシューズ。ただ、このシューズは特に、親指側や内側への体重移動を意識し過ぎてしまうと、余計に内側だけに重心が入り易くなってしまう恐れがあり、スネ部分が張り易くなったり、ロードランニング出身の方に多い、地面を蹴って、特に親指でこねて蹴って走るランニングフォームの方はシンスプリントになったりしかねない。きちんと小指側から着地させて人差し指と親指側に体重を乗せていき、抜いていく意識が必要でもある。
これらのミニマルランニング・シューズは、ミッドソールなどシューズのクッション機能を当てにせず、本来の足の衝撃吸収機能であるアーチの土踏まずを鍛え上げていき、足裏の重心移動を感じ取り、足指を使えるようにすることが目的。お店によってはこの手のシューズはビギナー厳禁とか、走力がない人はダメと言っているところがあるが、決してそうではなく、痛みが出てきても決して無理はせず、毎回きちんと考えて自分のフォームを正しい方向に近づけていこうとする意識と共にフィジカルを鍛えあげていくのであれば、誰でも履けるものと自分は考える。長時間同じ動きの繰り返しのアクティビティであるからこそ、ほんの些細なフォームの崩れでも連続するから痛みがおそってくる。長距離のトレイルを目指す人こそ、効率の良い正しいフォームを身につけない限り、月間走行距離や速いスピードを意識して走っていても、距離やスピードは上げれない。何より、ランニングに「FUN」を見つけ出すことができないはず。
MT10を履いている方はもちろんだが、これからミニマルランニングシューズを履いて実際に山で練習したい方、すぐに山の本番やレースに使えるミニマルシューズを探している人はぜひとも履いていただきたいシューズ。何より、このプロダクツの完成度で9,975円というコストパフォーマンスはヤバいでしょ(笑)お試しあれ!